社会連携型pbl研究部会に参加

先日、

経営情報学会・社会連携型pbl研究部会

という研究会がありました。

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会場は、休日で大雨にもかかわらず、実践型のPBLの研究会ということで、学生さん、社会人たくさんの方がいらっしゃりました。

研究内容と、PBLの特性を

経営情報学会社会連携PBL研究部会 春木良且教授

がお話くださり、

実際の、シビックテックに携わっている事例として、

Open Kawasaki 小俣博司氏

Code for TOKYO 矢崎裕一氏、榎本真美氏

鈴木太郎 横浜市会議員

が登壇し、

Code for NAGAREYAMAメンバーの近藤美保(流山市会議員)も、

地域課題について、自身の経験を発表してきました。

 

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発表資料はこちら↓

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(ちなみに、

Code for NAGAREYAMAでは

シビックテック、オープンガバメント等に力を入れている議員さんを、

シビックテック議員と呼びます。(今日から)

 

一般市民が変革しようとしているのだから、議員さんもこの機会を逃す手はない!

市政も、区政も、県政も、都政も、流れをつくる仲間がいれば動きます

他地域の議員さんも是非ぜひシビックテック議員宣言してください!(余談))

 

◇ PBLとは

プロジェクト・ベースド・ラーニングの略で、

課題設定されたものに対して、プロジェクト形式で実行するという学びの体型の一つです。

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◇ 実践

今回は、大学生も含めた8名程度のグループを作り、

社会課題を抽出し、アクションを考えるというワークショップを行いました。

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◇アイディアソンの継続性が課題

Code for NAGAREYAMAでは、IODDという大きなイベントを毎年開催しており、

そこで毎年課題をキャッチアップして、課題解決方法を検討するアイディアソンを行っていたのですが、

継続性が課題でした。

 

そこで、PBLとアイディアソン両方の手法を使って、継続化し効果測定を行っていこうと考えています。

 

⬜︎ アイディアソン

→メリット

・課題設定、課題抽出に適している。

・個々の課題が異なる多様性のあるチームが出来上がった際にイノベーションが生まれる。

・集団での共通の課題を抽出することが可能である。

→デメリット

・アイディアソンを行い課題を設定するという性質がら、仮設に陥りやすい。

・有効性、利点、効果の測定が疎かになりがちである。

 

⬜︎ PBL(プロジェクトベースドラーニング)

→メリット

・あらかじめ課題が設定されている。(課題が出た上で、PBLが始まる)

・課題が何に有効であるかを検証する。

・チームの特性により集団的知性、群衆の知恵の相反する特性が有効に働く。

(集団的知性=「これって、かわいいよねー」「あー、わかるー」)

(群衆の知恵=「1については、◯◯だったよ」「2は△△したことがあるわ」)

→デメリット

・ゴール指向の為、ゴールがあらかじめ想定される傾向がある。

・解のない問題に取り組むことが難しい。

今回、会場運営等ご尽力いただいた、皆様に御礼申し上げるとともに、

Code for NAGAREYAMAでも実践に役立ちそうな学びが沢山ありましたので活用していきたいと思います!

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