サイトユーザビリティーは、流山市のHPを確認するグループと、柏市のHPを確認する2テーブルで行いました。
「35歳女性、保育園に通う3歳児がいる」というペルソナを設定しました。
ペルソナに基づき、以下の項目についてホームページを尋ねてみました。
・予防接種
・公園情報
・病時保育
・がん検診
それぞれ、情報としては検索する事ができました。(パチパチ)
が…
・メニューから順を追って辿れるものと、辿れないものに差がある
・サイト内検索に頼らないと見つけられないものが多い
・外部の検索機能を利用しないと発見が難しい
・PDF での提供のものがあり、外部から検索でヒットせず、見つけ辛い
・病院自体へのリンクとなっていないため詳細情報の確認がスムーズに行えない
といったところが気になりました。
例えば、
《予防接種》の
・ 成人(高齢者)向けのもの→ 割りとスムーズに見つけられる
・子供向けのもの→ たどり着けず「日本脳炎」という特定キーワードでサイト内検索を行うと PDF が見つかる
という状況を、統一感を持たせる。
《病院一覧》を
病院ごとのHPにリンクを貼る。
《住所がある情報》は
自宅からの距離など位置情報が有意義な情報となるので、地図が見られるようにする
などなど、少しの機能の違いが使いやすさにつながると思いました。
余談ですが、
《病時保育》は
今後の目標として掲げてはあるのですが、情報自体が無く、実装が待たれる状況でした。
…「病時後保育」はあるため、とっても残念でした。
Code for Kashiwa は、これらの結果を提案書としてまとめ、Code for Nagareyama を通じて流山市へ提出する予定です。
流山市のホームページは、
利用勝手としては、ユーザーフレンドリーであり、段組や項目分け、利用する言葉などが優れています。
にも関わらず、不足点が散見されるため、これらの点を改善することでよりよいものになると思われます。
流山市のホームページは、有益な情報があることさえ市民に喧伝されれば、これまで以上に利用価値の高いものとなると思います!!