2016年3月5日、イベント情報サイトのアイディアソンも行いました!
#自己紹介・アイスブレイク
「参加者同士の交流」も大きな目的におくIODD流山&柏。自己紹介もしっかりと。
メンバーは…
・流山在住の研究者
・柏の高校生エンジニア
・流山に移り住んできたIT関連ビジネスパーソン
・松戸の経営者
など様々。
#「イベント情報サイト」の位置づけ
まず、この場ではそもそもイベント情報サイトをどのように扱い、ディスカッションするか?について対話。
広義では様々な情報が集まるサイト、狭義には、「催しものの情報が集まるサイト(アプリ)」、と位置づけた。
#現状の問題
現状のイベントサイトについて、どんな問題があるか対話。
・情報の散逸 (オンライン上/そもそもオンラインにない)
・見つからない
・情報としては見つかる/得られるが、関係が無い/興味が無い情報ばかり
といったものまで。
#原因
情報がオンラインにない理由として、
・情報の提供者が居ない
・情報の登録がわからない
・面倒
などが原因として上げられた。
#理想とするものは
では、どのようなものが理想なのか。
「みんなに知られている」
「オンラインでまとまっている」
「欲しい情報がみつかる」
「しつこくない(不要な情報がない)」
「オープンデータであること」
「登録が簡単である(もしくは誰かが登録してくれる) 」
といったことが上げられた。
#どうすれば実現できるのか
「集約」=情報を集める、登録する ことと、「発信・受信」=情報を発信する、受け取る ことだという2つをキーとして位置づけ、手段を探った。
#情報の集約・登録
なかでも最も、
「誰が情報を集約し、登録するのか」
に尽きる、という話になった。
オンライン上にあるものは、API等で取ることができたとしても、
そもそもオフラインのものは、オープンデータ化しようがない。
#それをやるのは「誰」か
やるとしたら、Code for Nagareyamaでやるしかない、というものであった。
情報の集約は、
・新聞
・市(広報)
・記者クラブ
・自治会掲示板
からも集めてはという話も。
#プラットフォーム
・「フルスクラッチで開発」
・「あり物の組み合わせ」
・「Local Wikiの活用」
といったアイデアが出た。
#発信・受取
シンプルに、
「関心のある情報だけが、欲しい時に届いてくれる」ように
・「プッシュ通知」
・「位置情報(地図からさがせる)」
・「カテゴリ、タグによる分類」
・「レコメンデーション」
といった機能面が上げられた。
また、集約した情報は、オンラインでオープンにするのみならず、オフライン=新聞、広報誌など紙媒体への情報提供・発信等もあると、情報が活用され、より世界が広がるのではないか、といった話もあった。
#まとめ
「情報の集約・登録」の部分で触れた「誰がやるか問題」の解に対するアイデアは、決して冗談でも、非現実的なものではない。
団体が、専門エンジニアで構成されるのではなく、「情報の収集と登録」程度ならばできる「地域のために手伝いたい」という人々が、Code Forの応援者として集まることで、これが実現できる、という話で盛り上がった。
この流山・柏でIODDを開催する趣旨や意義に触れたように感じた。