Civic Tech Summit にいって
先日、CivicTechSummitが開催されました。代表、白澤も参加してきました。
金沢まで、東京(大宮)から150分!!!なんて近いんでしょう(麻痺)(*^^*)
金沢では、市長がオープンデータ、シビックテックに超ノリノリで、羨ましい限りでした。
(ちなみに流山は、オープンデータでは先を行っていたのですよ!!本当に全国に誇ることができるくらい!)
今回のイベントの前日も、各地のCivicTechに関わるメンバーが集まり、イベントは3日間もありました。
本当に、熱を帯びたという表現がふさわしい3日間だったと思います!∠( ゚д゚)/
今回の内容をまとめると、大きくCivicTechが二派に分かれてきているように思いました。
-
一つは、地域課題を情報技術で解決する人の立ち位置を明確化し、一つの役割として確立させていこうという動き
(Code for Japanが進めている、STO(Social Technology Officer)に見られる)
-
もう一つは、自身が課題保有者となって(一人称で)課題解決をしようという動き
どちらも、様々な経緯を辿った方々がお話しされていたので、説得力が有りました。
流山では…
2〜3年前まで、前者の動きに重きを置いて活動をしていました。
ですが現実には、課題を持っている地域団体は基本的に慢性的に資金不足であり…
ITへ資金を投じることはかなり難しいのが現状でした。
また、流山市は人口18万人、市の予算も限られているということで…(以下同文)
問題当事者になることにより、課題がわかりやすくなる
そこで本年度から、後者の一人称活動を継続してきました。
CoderDojo Nagareyamaの活動を開始したのもそこからでたものでした。
自分たちがほしいものを作る
自分たちが使いたいから続ける
自分たちが一番の利益享受者だ
こんなフレーズが頭のなかをぐるぐるしてますw
活動自体がボランティアとはちょっと違う
地域のボランティア活動で、我々現役世代の継続が難しくなる瞬間、それは、
「何のためにやっているのか」が見えなくなる時
今までの地域活動に参画をすると、どうもしっくりこないという方がお話しをされていました。
我々、Code for の活動で他の地域の方とも一致したことっそれは、
「活動自体がボランティアとはちょっと違うんです」
CivicTechと言われる中でも、Code foは慈善事業に近い活動をしています。
ですから、課題があって課題を解決することが目的ですが、それと同時に自然と効果測定もされているのではないかと思います。
実際に利用されているのか
マネタイズできているのか
そんな議論をよく聞きます。
Code for NAGAREYAMAのこれから
一通り活動を振り返ってきましたが、年の瀬も迫ってまいりましたので、これからの活動の位置付けをしてみました。
ありがたいことに流山は人口流入が進み、子育て世代、子どもが急増しています。
そこで、Code for NAGAREYAMAでは、
- 多様な意見やアイディアが育つ環境を創る
- 地域の子ども達が多様で豊かに育つ環境を創る
- 地域の課題を、IT技術を利用して解決する人材を増やす
を目指して、活動を進めていきたいと考えています。
問題当事者になることにより、課題がわかりやすくなる
活動自体がボランティアとはちょっと違う
皆さんの活動のきっかけになればいいなーと思い、書きました(*^^*)
良いお年をお迎えください!